宇奈月温泉街にほど近い高台にあるゲレンデ。宇奈月温泉スキー場は、今シーズンから「宇奈月スノーパーク」と名称をあらため、営業を始めました。それほど広くはないものの、黒部市唯一の・・・っていうか、新川地区唯一のスキー場ながです！！
宇奈月スノーパークの特徴は、なんと言ってもアクセスの良さ。黒部市街から車で約30分、「ちょっとそこまで」の感覚でスキー場に来れるから、日帰りスキーでもけっこう滑れるがです。地元では、天候や積雪量を見て、「今からスキーに行ってこようか」なんてことも十分可能。気軽にウインタースポーツを楽しむがに、ちょうどいいスポットながですよ♪
天気が良ければ、ゲレンデから富山湾を一望できるがです！ スキー場から海が見えるって、すごくないですか？ 週末にはファミリー向けの雪遊びスペース「キッズパーク」も登場して、スキーをするにはまだちょっと早いお子さまも、雪で思いっきり遊べるがです！！

宇奈月温泉スキー場は、昭和31年（1956）に富山県で最初のスキー場としてオープンし、半世紀以上の歴史があるがです。豪雪地帯として知られる北陸地方ながで、富山県内にはたくさんのスキー場があったがですけど、近年の雪不足に加え、施設の老朽化、スキー人口の減少などで客足が遠のき、営業休止や廃業に追い込まれるスキー場が相次ぎました。
宇奈月温泉スキー場もその例に漏れず、平成7年（1995）に町営化（旧・宇奈月町）されてからも利用者は減り続け、ついに検討委員会で「廃止」も視野に入れた話し合いが行われたがです。でも、地元の人たちが出した答えは、「存続希望」。小さいころから慣れ親しんだスキー場を、なんとか残したい！という思いで、地元有志が平成20年（2008）に「宇奈月大原台」という団体を立ち上げ、スキー場の運営を引き受けることになったがです。
以来、イベントの企画やゲレンデの整備（除雪・圧雪）を黒部市から委託され、スキー場のにぎわいを取り戻すため、力を合わせて頑張っておられるがです。

ここ2～3年はまとまった積雪もあり、全面滑走可能の日も多くなってきたがで、宇奈月スノーパークを訪れるお客様が少しずつ増えてきました。初心者向けの緩やかな斜面もあるがで、お子さまの「初めてのスキー」にも最適☆ 雪上宝探しやラフティング、そりレースやスノーシュートレッキングなど、週末に行われているさまざまなイベントも好評ながです！！温泉街からちょっと足を延ばして来られるお客様もいらっしゃって、スキーをするつもりじゃなくても、意外と楽しめるらしいがですよ。
整備してあるコースの反対側には、富山県内でも数少ない新雪エリアもあるがです。雪板（ゆきいた：自作スノーボード）の人たちは、この新雪をめあてに宇奈月スノーパークにやってくるがですって！
スノーパークで思いっきり遊んだあとは、温泉につかってのんびりするのもええがです。冬の宇奈月温泉を満喫して、リフレッシュしたってくださーいっ☆

スキー場のラーメンがうまい！

宇奈月スノーパークにある、中島スキーセンターの「ラーメン」（600円）が隠れた人気メニュー☆ チャーシューは黒部名水ポークです。