【AM 10:00】
鐘釣駅に到着! 一行はトロッコから一旦降ります。
市姫:じぃ、父上さま、なにをしておるのじゃぁ。はよぅ!はよぅ!
じぃ:ひ、姫さま~、慌てないでくださいませ~! はしたのうございまするぞぉ!
太陽の守:ほっほっほ。
市姫:むぅ~、「万年雪」が見れるはずじゃあ。ん?雪はないようであるが・・・? じぃ~、どうなっとんがですかぁ(どうなっているの)?
じぃ:はい、姫さま、残念ながら先日の大雨によって流れてしまったそうです。
太陽の守:これが温暖化現象というものか!!
市姫:父上さま~!!! 頭いいですぅ~!!!
じぃ:殿、姫さま、万年雪が見られなかったのは残念でございますが、紅葉がみごとでございますねぇ。
市姫:お山の上には新しい雪が積もっておりますぅ。きれいじゃのぅ。母上さまにもお見せしたいのぅ。
太陽の守:ほっほっほ。
じぃ:さぁさ、河原まで行ってみましょう。
市姫:すこし歩くのじゃな。父上さまと、じぃのメタボ対策じゃな。
じぃ:こ、これ、姫さま! じぃも殿もメタボというほどのこともないのですよ!
太陽の守:ちょ~っと、階段が多いのぅ・・・。
(下から姫が叫ぶ)
市姫:父上さま~!はよぅ、はよぅ!
市姫:大きな石がいっぱいながですぅ!!・・・そちは何をしておるがですかぁ(何しているの)?
旅人:この川のお水をさわってみて!
市姫:ふおぉ!!あったかいがですぅ!!!
旅人:温泉がわいていて、川の水と混じってちょうど良い湯かげんになってるんだって。気持ちいいですよぉ。
市姫:父上さま~!すごいがですよぉ。じぃ、姫も足をあっためますぅ!!
じぃ:はいはい、姫さま、我々もいたしましょう。
太陽の守:(ぜいぜい、はぁ~ぁ。)汗かいたわ。
じぃ:と、殿!足だけですぞ!! 本日は露天風呂体験ではございませぬぞ!!
太陽の守:眺めもあっぱれ!!
市姫:気持ちいいがですよぉ。
じぃ:すばらしいですねぇ。
じぃ:あたたまったところで、そろそろ駅へ戻りますか。
市姫:体がほっかほっかするがですよぅ。
太陽の守:・・・また上るのじゃな・・・。
市姫:鐘釣駅限定のおみやげ見つけたよ! 「黒部の名水くず餅」!!
太陽の守:ほお、おいしそうじゃのぉ。では奥方におくるかのぉ。
市姫:父上さま、姫はもう試食をさせてもらったがですよぅ。おいしいがですぅ(^_^) あと、このかわいいキーホルダーで姫のお小遣いも増えまする!!
じぃ:う、う~ん。・・・た、たぶん。
【AM 11:00】
じぃ:姫さま、殿、次は「欅平駅」まで行きますぞ~。
太陽の守:だいぶ山も深くなってきたのぅ。
じぃ:天然の絵画でございまするなぁ。(しみじみ)