「宇奈月モーツァルト音楽祭」は、その名のとおり、モーツァルトにこだわった音楽祭。曲目はモーツァルトに限定されているものの、演奏する人はプロ・アマ問わず、ジャンルも自由ながです。過去2回の音楽祭では、バイオリンやフルートなどのほか、エレキギターや篠笛（しのぶえ）といった異色の楽器で参加された人も！！ 期間中は温泉街全体がコンサート会場になり、駅前の広場、足湯のある休憩所、旅館やホテルのロビーなど、宇奈月ならではの雰囲気のなかで、どんな人でも気軽に音楽を楽しめるがです。
「大好きなモーツァルトの曲が、温泉街のあちこちから聞こえてきたらいいな、というのがそもそもの始まり。音楽を通じて、演奏する人も、それを聴く人たちも、みんなが楽しめたらいいと思っていました。最初は不安もありましたけど、実際やってみたら予想以上にたくさんのお客さんがいらっしゃって、こんなに喜んでもらえるのなら続けていこう、ということになったんです。」

宇奈月モーツァルト音楽祭は、ボランティアのみなさんによる、手づくりの音楽祭。期間中は温泉街がモーツァルト一色に染まるがです！ 一日中、まちのどこかでコンサートが聞かれとるがで、地図を片手にはしごするのもよし☆ コンサート会場以外でも、モーツァルトをBGMで流しているところもあるそうながで、足の向くまま、気の向くまま、散策しながら探してみるがもよしながです！
今回、9月23日に行なわれるメインコンサートには、モーツァルト音楽祭の生みの親ともいえる指揮者の横島勝人氏が登場。コンサートマスターはバイオリニストの泉原隆志氏。聴衆を魅了した昨年のコンサートに引き続き、素敵な音色を聞かせてくれること、間違いないがです☆
「音楽祭の日には宇奈月にモーツァルトが来て、素敵なことが起こるんですよ。」という能勢さんの言葉も、あながち冗談とも思えんがです。毎年、さわやかな感動とともに、奇跡と伝説が生まれるんだとか。これは是非とも目撃せんなんがです！