成川さんの活動にも一役買っているのがツイッター。「友達の友達、というつながりがどんどん広がっています。フォローして知り合ったのがきっかけで仲良くなり、ネット上だけではなくて、実際に会ったりすることもあるんです。」
ツイッターのような新しいコミュニケーションの方法が広がったことで、人の集め方にも変化が。「やりたいことを発信していれば、同調してくれる人が現れる。インターネットがない時代よりは、ずっと仲間を見つけやすい。」
成川さんのお話に登場するツイッター仲間のみなさんも、それぞれに熱意を持って活動をされている方たちばかり。一般的には「ゆるいつながり」とされているツイッターですが、ゆるさゆえの敷居の低さが仲間あつめには必要なのかもしれません。「夜活の告知も、ツイッターと口コミがほとんど。いきなりやっても急には集まれないし、やっぱり定期的に続けていくことが大事だと思います。」

「結局は、人と人とのつながり。」と言い切る成川さん。人と人をつなぐことが、黒部の、そして新川の未来を変えていく、という思いを強く持っておられます。成川さん曰く、「夜活だけで何かが変わるとは思っていない。あくまでも人と人をつなげる容（かたち）であり、器（うつわ）。そこでできたつながりから、何かが生まれてくれればいいな、と思っています。」
そして、活動の成果も、徐々にですが実感しつつあるとのこと。「集まってくる人もそれぞれコミュニティを持っていて、紹介してもらうことで人の輪が広がる。自分は富山での交流会に行って、いろんな人に会った。やっぱりきっかけなんだと思う。その場を提供できれば。」
もちろん人のためだけではなく、成川さん自身も夜活を楽しみにされていて、「人との出会いが必ず自分の人生のプラスになる。」とおっしゃいます。仕事抜きでも応援してくれる仲間の存在に、「自分も誰かのことを応援したい。」と語る成川さん。人とまちを輝かせる活動、これからも目が離せんがですよっ！！