黒部藩はどこにある?
黒部藩とは、越中富山の東側に位置する藩でございます。背には神々が宿る立山連峰、眼下には深い藍色が美しい富山湾を有する、恵み豊かな名水の里です。
水なんて・・・と思っているそこのあなた! 黒部の名水を侮ってはいけませんよ。山に降り積もった雪が黒部川を下り、地下にしみ込んで磨かれ、おいしい水となってふたたび地上に湧き出すのです。まさに自然の恵み。このお水で暮らしている私たちは、大自然の恩恵を受けていることになります。
水がいいから、食べものがおいしい。お米も、お肉も、黒部が誇るブランド品です。山々から流れ下る豊富な雪どけ水は、山を削り、扇状地をつくりました。ちなみに、黒部川扇状地の「扇」の形の美しさは、世界的にも珍しいと評判です。(空からでないと、実際に見ることはできませんが・・・。)
日本一のV字峡として有名な「黒部峡谷」は、黒部川によって削られ、できたものです。深く険しい谷は、長い間、人の侵入を拒んできましたが、美しい自然が残っています。毎年多くの人がこの地を訪れ、季節ごとに表情を変える景色をトロッコ電車で楽しんでいかれます。これも、大自然が見せてくれる恵みのひとつです。
黒部藩の居城は、桜の名所、宮野山にございます。春には城から見える桜が見事なので、「桜井城」と呼ばれています。ここに、黒部藩藩主である黒部太陽が住んでいます。
※この物語はフィクションです。
黒部自慢は数あれど、みんな意外とその魅力を知らないってこと、ありますよね。黒部藩藩主こと、黒部太陽は、その実態を嘆き、たくさんの人に黒部の良いところを紹介できないものか?と考えました。
お殿様のご命令とあらば・・・。城下の人々が集まり、知恵を絞りました。黒部の素晴らしさって何だろう? まだまだ知られていないけれど、黒部の楽しみ方はきっとたくさんあるはず!
黒部に住む人にも、黒部を訪れる人にも、「黒部」をもっと身近に感じてほしい。そのためには、黒部に住む私たちが感じる黒部の魅力を、紹介していくのが一番いい方法だ!
地域情報ウェブサイト「黒部藩」は、こうして生まれました。