小さな和菓子屋さん
くら田屋さんは、黒部市三日市にお店を構える和菓子屋さん。昭和45年(1970)10月の創業以来、手づくりにこだわってお菓子作りをしておられるが。くら田屋のおかあさんは「お店は小さいけど・・・」って謙遜されるけど、作っとられるお菓子はどれも魅力的なものばかり! 菓子職人の技を伝えて、くろべっ子に長く愛されとるお店ながよ。
和菓子って、季節に合わせたものがいっぱいやよね。これからの季節、うぐいす餅、さくら餅、かしわ餅、草餅・・・って、おいしいお菓子のオンパレードなんよ! くら田屋さんでも、それぞれの季節に合わせて商品を入れ替えとられるから、夏には夏の、冬には冬の、季節を感じるお菓子が楽しめるが。ちなみに、年末年始は上生菓子をお買い求めになるお客様が多かったんやって。生菓子って、上品で繊細で、和菓子の王道だから、やっぱりみんなお正月には和菓子っていう気分になるんやろね。
ふわふわのどら焼き
くら田屋さんは、もともとお餅などがメインだったがやけど、お祝いのお菓子や赤飯もしとられて、どら焼きも作っとられたが。そして5~6年前、ふとどら焼きにバターを合わせてみたところ・・・これが絶品!! 今では老若男女問わず人気の商品ながですって。
この評判のバタどら、まず衝撃を受けるのは、その生地のやわらかさ。ふわふわのスポンジ生地で、さわった瞬間に「これまでのどら焼きと違う!」って期待が高まるがよ。くら田屋さんのどら焼きは、できたてが一番おいしいがだって。たしかに日持ちはするんやけど、時間が経つほど硬くなってしまうがで、おいしいどら焼きを極めるなら買ったその日に食べるべきやね。
とろけるバターと餡が絶妙☆
「どら焼きにバター」って一見くどそうやけど、くら田屋さんのバターどら焼きを食べれば、それが間違いだって気付くはず。半分に割ってみると、つやつやのつぶあんに薄くバターがのせてあって、程よいボリューム感。あんこは、厳選した北海道産の小豆を使った自家製なんやって。くら田屋さんは、材料にもとことんこだわっとられるから、ひとつひとつに妥協がないがよ。
口に入れると、バターの風味があんこの甘さを引き立てて、絶妙ながよ。冷蔵庫でちょっと冷やしてバターが固まっとるほうが、口あたりに変化が出て個人的には好きかも。生地、餡、バターがそれぞれ主張しすぎず、なめらかに混ざりあって、ふくよかな味わいを醸し出しとって・・・。
こいおいしいもん食べれて、し・あ・わ・せ~(〃´∇`〃)って思っとるうちに、気がついたら1個、あっという間に無くなってしまうがよ。
この幸せ、みんなにも分けたいなー♪
※期間限定で、写真のキャラクター焼印が入ったバタどらもあるので要チェケラッ☆
取材させていただいたお店・品 | くら田屋 バターどら焼き |
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価格 | 10個入り 2,000円 15個入り 2,800円 |
TEL | 0765-52-1047 |
住所 | 黒部市三日市3156 |
備考 | 〈営業時間〉 8:30~18:30 〈定休日〉 月曜日 |
(2012年1月20日)