冬になると雪におおわれ、灰色の空が広がる富山県。日が暮れるのも早いせいか、冬は何となく気が重くなりがち (＠_＠;)　そんな中、花水木さんの前を通りかかって癒やされた気持になる人って多いと思うが♪ 土色のタイル張りの上に置かれた植物や花の他に、ベンチや小人の置物などがあって、町中にあるがに森をイメージさせる外観。店内も大小様々な洋ランや胡蝶蘭、鉢植えから切り花までたくさんの花と緑で彩られとって、お店の中にいながら森林浴気分になるがよねぇ。
花水木さんは切り花を扱うお店として、昭和40年（1965）に黒部市東三日市の商店街で創業。そして、平成5年（1993）に代替わりされたことを期に、お店を法人化し、現在本店がある場所に移転されたが。以来、季節の花々を取り揃えて店頭に飾り付け、お店に来るお客さんにはもちろん、通りがかる人にも癒しと潤いを与えとられるがよ。現在市内にある2店舗は、どちらも黒部の人がよく通りがかる場所にあって、お店の前を通るたびに、季節の移り変わりを感じる黒部市民も多いちゃね。

花水木さんは季節やイベントにあった旬なお花をいつも豊富に揃えておられるが。そのために全国の色んなところのお花を仕入れられるがやけど、選ぶときに一番注意して見るのが生産元。お店に到着してからのお花の処理はもちろん大切ながやけど、鮮度が長持ちするかしないかは生産元によって左右されるがで、長年の経験を生かして、信頼できる生産元からお花を仕入れられとるがです。2代目米島良則さんの「お花を少しでも長く美しい状態で人々に見ていただきたいからね」という想いからのことながやね。
また、お店内外の飾り付けを見て十分にわかる気がするけど、花水木のスタッフさんはみんなお花のプロフェッショナル。色んなお客さんのニーズに応じたお花を提供するためには、植物や冠婚葬祭に関する知識の他に、フラワーアレンジメントの技術やセンスも必要とされるが。さらにお客さんの要望を汲み取って、迅速にアレンジメントを完成させるには長年の経験の他にも訓練が不可欠ながよ。そのため、花水木のスタッフさんは定期的に講習会などに参加され、時には他県へ出向かれることも多々あるがやって！！

そんな花水木さんのお勧めはお正月アレンジメント。大きく美ごたえのあるものはもちろんながやけど、最近では小型のものも人気だとか。入れ物も、ぶら下げるタイプや奥行が狭いところにも置けるタイプなど色々あって、置き場所に困る！という人にもお勧めながよ。家じゅう色んなところに飾ってお正月を彩りたくなるちゃね☆
他にも、お花を生けるのが面倒くさかったり、水を変えるのが面倒くさかったりと、最近では特に若い人のお花離れが進んどるそうな。そんな人にはプリザーブドフラワーを使ったアレンジメントがお勧め。生花と違って、花粉アレルギーの心配もなく、水をあげる必要もない。保存状態が良ければ10年以上長持ちするため、贈り物にも最適なが。自分の好きな花を選んで松や梅などお正月の花と一緒にアレンジしてもらうと、和風テイストでオシャレな雰囲気が演出できるがよ。もちろんお正月以外でも、飾る場所や贈る相手のイメージや、使ってほしい花を花水木さんに伝えると、プロのスタッフが予算に合わせて素敵なアレンジメントをしてくれるがいちゃ。
新年は花水木さんのお正月アレンジメントを飾って、お花とともに笑顔で迎えましょう！